【50代男性】脊柱管狭窄症で足の痛み・腰痛が改善!東武練馬で治療体験
2024/01/16
【50代男性】脊柱管狭窄症の診断を受けた男性
今回は脊柱管狭窄症の診断を受けた男性の症例を報告させていただきます。
当院に受診するまでの経緯をご説明します。
もともと腰痛は20代の頃からあり、ぎっくり腰も何度か経験している。この1年ぐらい腰の調子は悪いがぎっくり腰にはなっていなかった。しかし、半年前ぐらいから足のしびれが気になり始め、徐々に悪化してきて3か月前には少し歩くと腰から足の痛みで歩けないほどの痛みで、休憩しないと歩けないほどになってしまった。そこで総合病院でMRIを撮影し脊柱管狭窄症の診断を受け、医師から手術を勧められた。セカンドオピニオンを求め近所の掛かりつけの整形外科の医師に相談したところ手術はしない方がいいと言われ、どうしたらいいか迷った状態で当院に来院されました。
当院の見立て
当院に来院された時には脊柱管狭窄症の代表的な症状の「間欠性跛行」があり、両足の痛み(やや右側が強い)もありました。腰部後屈で足の痛みが再現され、アキレス腱反射は右側消失・左側減弱、SLRテストは陰性でした。MRIの画像も拝見させていただき、第4第5腰椎間の椎間板の変性とともに腰髄の圧迫を確認できましたので脊柱管狭窄症と判断しました。現状の脊柱管狭窄症が当院での施術対象になるのかの判断は、患者様の膀胱結腸障害の有無で判断しました。膀胱結腸障害とは排尿や排便が自分の意志でコントロールできなくなることです。患者様に尋ねたところ膀胱結腸障害がないとのことでしたので当院での施術が出来ると判断し施術をすることにしました。
治療方針
脊柱管狭窄症を根治させるには手術しかありませんので、症状の緩和を目的にし、日常生活で足の痛みや腰痛が出ない状態にすること、できれば趣味のゴルフを再開できるようにすることを目標に施術を行うこととしました。どのように症状を緩和していくかというと、末梢神経の血流が悪いと神経症状が出てしまうため、血液循環をよくし神経症状が出ないようにしていく。可能であれば骨盤矯正をし、骨盤の位置や腰椎の位置を調整し脊柱管の中を通る脊髄(馬尾神経)の圧迫を軽減していく。
その後、症状が軽減してきたらセルフケア(筋トレやストレッチ)ができるように指導していき、骨盤や腰椎が正しい位置でキープできるようにしていく。
治療内容
最初のしびれや痛みが強いときは鍼灸治療で対応しました。
腰部から坐骨神経の経路に沿った場所に鍼を刺し、より鎮痛作用が出るようにその刺した鍼に電気を通したり、血流改善を図るため神経症状が出ている場所にお灸をしました。
その後、痛みやしびれが落ち着いてきたところで指圧・マッサージに切り替え、腰部や臀部、下肢の筋緊張を取る施術をし、併せて骨盤矯正を行い腰椎や骨盤の位置を調整し脊柱管内の内圧を下げるようにし馬尾神経の圧迫を少なくしていきました。
痛みやしびれがほとんどなくなって日常生活が普段通り送れるようになった段階で筋トレやストレッチの指導を行い脊柱管狭窄症の症状が出ないようにしていきました。
施術回数・頻度・期間
忙しい方でしたが最初の2週間(鍼灸をしている期間)は週2~3回のペースで来ていただきました。
その後、指圧マッサージ・骨盤矯正の期間は週に2回を2週間ほど行いました。
症状が落ち着き休まずに歩けるようになったところで週1回に変更し1か月ほど行いました。
筋トレやストレッチも習慣化され、症状がほとんど出なくなってきたので治療を終了しようとしたところ患者様本人から不安なので予防のためのメンテナンスを行いたいと申し出があり、現在は2週間に1回のペースで予防治療を受けている。
施術後のアドバイスやセルフケアの内容
ストレッチは腰部、臀部、下肢のストレッチを指導。
筋トレは体幹トレーニングを指導。特に腹部の筋肉を重点的に指導しました。
日常生活のアドバイスは、海外出張が多い方なのでなるべく同じ姿勢が続かないように席を立ったり動ける時に動くようにしていただくことと、お酒も好きな方なので深酒しソファーなどで寝落ちしないように気を付けるようアドバイスしました。
来院された時には必ずストレッチや筋トレをやっているかどうかの確認をし、セルフケアの意識を持ち続けていただけるようにしています。
いかがでしたか?同じような症状でお悩みの方もいらっしゃると思います。
もし同じような症状でお悩みの方がいらっしゃれば、ぜひ東武練馬鍼灸整体院shimaにご相談ください!
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