マッサージ治療では良くならなかった慢性腰痛|東武練馬鍼灸整体院shima
2023/12/13
当院に来院するまでの経緯と症状
20代女性、仕事はデスクワークと移動(車)の半々でほとんど座っていることが多い。
1,2年前にぎっくり腰を起こして以来、腰痛に悩まされている状態で、その後2,3回ぎっくり腰を起こしている。現在は1か月のうち半月は腰痛で悩まされている。他院で月に一回ほどマッサージに通っていたがなかなか良くならずに当院に来院した。
特に腰椎のすぐわ脇が痛くなるのと、調子が悪くなると臀部から太ももにかけて違和感が出てくる。既往として数年前に整形外科にてMRIを撮影しヘルニアの診断を受けている。
東武練馬鍼灸整体院shimaの見立て
過去に腰椎椎間板ヘルニアの既往や調子が悪くなると臀部から大腿後面に違和感があるので、念のために理学検査を行った。
アキレス腱反射・膝蓋腱反射(+)SLRテスト(-)筋力テスト各種(5)
現時点での神経根性の坐骨神経痛(腰椎椎間板ヘルニア)の可能性は低いと判断した。
触診では腰部全体に筋緊張が診られるが、特に緊張が強く出ているのが腰椎のすぐ横の多裂筋部に筋緊張が強く出ていた。
仕事上で座っていることが多いため、座位での姿勢を上手に支えられないことが原因となり腰椎や腰椎付近の多裂筋に負担がかかり筋緊張が強く出てしまい腰痛が出てしまっていると判断。筋緊張の期間が長く続いているため骨盤の歪みも出てきていてマッサージ治療だけでは改善しなくなってしまったと判断した。
施術方針
腰椎椎間板ヘルニアの疑いは限りなく低いので、最初は腰痛を取り除くことをメインに考え、その後は腰痛予防の出来る身体にしていくことを目標に施術プランを立てた。
腰痛が取れるまでは鍼灸治療を行った。腰痛を引き起こしている多裂筋とその周囲の筋肉に鍼通電を行い、筋肉を動かし筋ポンプ作用で筋肉の緊張を取り除き、痛みの改善を図る。
腰痛が取れてきたら、骨盤矯正で骨盤の歪みを矯正し、骨盤が正しい位置を維持できるように腰やお腹周りの筋力をつけられるようトレーニングの指導を行う。
施術内容
初回
腰部全体に筋緊張が診られるため腰部全体に鍼を散鍼(鍼を刺したらすぐ抜く)を行い、表面の筋肉(広背筋・最長筋・腰腸肋筋)筋緊張を緩和させる。その後に多裂筋へ刺鍼しそこにパルス(通電)を15分かける。パルスをかけている間に腰方形筋や中殿筋にも刺鍼し置鍼する。鍼を刺したすぐ横に台座灸を施灸し血液循環をよりよくなるようにした。
2診目以降
腰痛がほとんど感じられなくなったため、鍼灸治療は終了し骨盤矯正に移行する。
指圧マッサージを行いしっかりと筋緊張を取り除いてから骨盤矯正を行った。
11診目
腰痛が完全に感じられなくなり、骨盤の歪みもなくなったため治療は終了した。
ただ、以前と同じ生活をしていると腰痛の再発の可能性があるため違和感が出た時点で来院するようお願いした。
施術回数・期間
最初の2週間は週2回のペースで来院してもらいました。
その後は調子が安定してきたので週1回を一か月間、最後は2週間に1回のペースで来院してもらいました。
施術後のケア
最初の方はストレッチをメインにアドバイスさせていただきました。場所は臀部の筋肉と腰部の筋肉、下肢の筋肉です。毎日お風呂に浸かるようにお願いしました。
腰痛が取れてきてからは体幹トレーニングのアドバイスを行い、患者様自身もヨガを週1回行っているとのことだったので、自宅でも少し行うようお願いしました。
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東武練馬鍼灸整体院shima
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東武練馬で腰痛を緩和に導く施術
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