東武練馬鍼灸整体院shima

強風で頭痛が出るメカニズムと対処法

お問い合わせはこちら ご予約はこちら

強風で頭痛が出るメカニズムと対処法

強風で頭痛が出るメカニズムと対処法

2024/02/27

強風の時に頭痛が出やすいのはなぜか

最近、強風の日が続いています。春先になると風の強い日が多くなるのですが、今年は例年に比べて看板が飛んでしまったり、工事現場の養生ネットなどが取れてしまったりと風が強い日が多いように感じます。風が強い日に外に出る時は周りの状況に十分注意をして出かけましょう。

今回は強風の時に頭痛や体調不良が出やすいのはなぜかというお話です。結論から言ってしまうと、低気圧が関係しています。いわゆる気象病です。空気は気圧が高いところから低いところに流れていきますので気圧差が大きくなればなるほど強い風が吹きます。ですので強風の時は非常に強い低気圧が近くに来ているということです。

気圧の変化で身体の水分が膨張したり収縮することで身体の内耳にある気圧を感知するセンサーが作動し自律神経の乱れが出てしまいます。この、センサーの感度が高い方や、もともと自律神経が乱れやすい方は低気圧が近づくだけで自律神経症状が出てしまいます。自律神経の乱れが生じてしまった時に頭痛が出やすくなります。

低気圧が近いときに頭痛が出るメカニズム

 

片頭痛はこめかみや頭の前側でズキズキと拍動性の痛みが出るのが特徴的で、中には閃輝暗点と言って頭痛が出る前に目の前に火花が散ったようにチカチカと光が出現し、視界が見えなくなることもあります。

片頭痛の原因は不明ということですが、血管の拡張が一番有力ではないかと言われています。低気圧が近づいてくると体の水分は膨張します。血液も例外ではありません。そのため血液の体積が一時的に増えるので放っておくと血圧も上がってしまうため血管を拡張させ血圧を一定に保ちます。この時に頭蓋骨内の血管も拡張し、頭痛を感じる三叉神経を刺激してしまい頭痛が引き起こされると言われています。

天気に左右されないためには予防はどうすればいいか

先ほど、ご説明した通り耳の奥の内耳の気圧のセンサーが敏感に反応してしまうことで自律神経が乱れやすくなり頭痛が起きやすくなっています、耳まわりの血液循環が悪くなると内耳がむくんでしまいセンサーが過敏になりやすくなるため、普段から内耳の循環を良くすることが重要になります。

内耳の血行を良くするためには、耳の周りを温めることです。ホットタオルやお湯の入ったペットボトル、カイロでもいいので耳の周辺を温めることが有効です。もっと効果を出すためには首も一緒に温めるといいと思います。

他には耳のマッサージをします。右手で右耳を、左手で左耳を持ちくるくると円を描くように回したり、上下に動かしたり、横に引っ張ったりしてください。この時に痛みを感じる方は内耳の血行が悪くなっている可能性がありますので、入念に行ってください。他にも首回りの筋緊張も内耳の循環に関係しますので首のケアもしましょう。やり方は首の皮をつまみ引っ張るだけです。首こりがある方は首の皮の可動性が低下しているので摘まみにくかったり、引っ張りにくかったり、痛かったりします。

 

他にも気圧の変化の頭痛に対応できない方はもともと自律神経の乱れがある方か多いので、普段から自律神経が乱れを少なくするように対策をしていくことが大事になります。

  • 規則正しい生活を送る
  • 朝日を浴びる
  • 軽い運動をする
  • 深呼吸をする  など

試してみてください。

すでに低気圧で頭痛が起きてしまっているときは

  • 頭痛薬

すでに頭痛が出てしまっている場合は病院から処方されている頭痛薬や、市販薬などで対応しましょう。頭痛が出そうなときに飲んでしまった方が効きがいい場合がありますので医師と相談しながらお使いください。

  • コーヒーなどを飲む

コーヒーや緑茶に含まれているカフェインには血管収縮作用がありますのコーヒーを飲むことで気象性の頭痛を和らげることができます。ただし、飲み過ぎは他のところに影響が出てしまいますので頭痛がするからと言ってがぶがぶ飲まないように気を付けましょう。

  • 冷やす

血管の拡張で頭痛が起こっていることが考えられますので、血管の収縮を促してあげると頭痛が減少します。簡単な方法としては頭を冷やすことです。氷嚢やアイスノン、保冷材などを使用し頭を冷やすことで血管の収縮を促し頭痛の軽減を図ります。ただし、あまり冷やし過ぎると肩こりや首こりに繋がり筋緊張性の頭痛になってしまうことがありますので注意が必要です。

 

逆に悪化してしまうことは血液循環を良くしてしまうと頭痛が悪化する恐れがあります。運動をしたり、お酒を飲んでしまったり、熱いお風呂にゆっくり浸かってしまったりと循環が良くなるようなことは控えましょう。

それでもお困りのようでしたら当院へご相談ください

片頭痛が出ているときのマッサージや指圧などは症状が悪化してしまうため、施術はおススメしませんが、気圧の影響を少なくしたいという方は、頭痛が出ていないときに予防的に施術することができます。首こり肩こりや頚椎矯正を行うことで自律神経の調整や内耳のリンパ液の貯留を少なくすることで気圧性の頭痛が出にくい状態にしていきます。

気圧性の頭痛でお悩みの方は東武練馬鍼灸整体院shimaにご相談ください!

----------------------------------------------------------------------
東武練馬鍼灸整体院shima
東京都板橋区徳丸3-6-17
サンルート徳丸1階1号室
電話番号 : 03-6906-4567


----------------------------------------------------------------------

当店でご利用いただける電子決済のご案内

下記よりお選びいただけます。